作動

作動

SKD 型

図-1に示すようにポート”A”を加圧すると出力軸は反時計回りに回転します。
またポート”B”を加圧すると出力軸は時計回りに回転します。

SKDS 型

図-2 に示すようにポート”A”を加圧すると出力軸は反時計回りに回転します。
またポート”A”に加圧した圧力を開放するとスプリングの反発力で出力軸は時計回りに回転します。
組込み方向を変更することにより逆の作動、加圧時出力軸を時計回り、加圧した圧力を開放時出力軸を反時計回りにすることも可能です。

スコッチヨーク式の特徴

スコッチヨーク式は、ピストンの直線運動を出力軸の回転運動に変換する機構を有したバルブアクチュエータです。トルク出力は図-3、図-4 及びスコッチヨーク式バルブアクチュエータのトルク曲線に示すように中間 (45°) の位置では、F×Lのトルク出力を発生し最初 (0°) と最後 (90°) では中間 (45°) 位置の約 2 倍の (F1 × L1) のトルク出力を発生させます。
通常バルブは、閉止位置より開方向に始動するとき最も大きなトルク負荷があります。
上述の通りバルブアクチュエータは、閉位置の時には最も大きなトルク出力があるので有効な作動が行えます。スコッチヨーク式バルブアクチュエータは、回転角度90°で操作するバタフライバルブやボールバルブなどの駆動装置として最適なバルブアクチュエータです。

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